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40代でひとり暮らしをしていると、ふと「老後はどうやって暮らしていこう」「生活費や介護費を自分ひとりでまかなえるのか」といった不安がよぎることがあります。特に将来受け取れる年金額が十分でない場合、現役時代にどれだけ備えられるかが老後生活の安定を左右します。ここでは、老後の生活費や年金額、必要な貯蓄の目安についてわかりやすく解説します。
老後資金が特に心配になるのは、夫婦世帯よりも「単身世帯」です。ひとり暮らしでは、収入源が一つに限られるうえ、家賃や光熱費、食費などの固定的な生活費は二人暮らしと大差ありません。
総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2024年」によると、65歳以上の単身無職世帯の平均収入と支出は以下の通りです。
●収入(社会保障給付等):月12万1629円 ●消費支出(食費・光熱費など):月14万9286円 ●非消費支出(税金・社会保険料など):月1万2647円
この結果、毎月の赤字は約2万8000円。つまり、年金だけでは生活を維持できず、貯蓄を取り崩す必要があるという現実が見えてきます。
老後の生活の柱となる年金ですが、その受給額は加入してきた制度や働き方によって異なります。厚生労働省「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によれば、平均受給額は次の通りです。
●国民年金のみ:月約5万7584円 ●厚生年金(基礎年金を含む):月約14万6429円
単身世帯の支出(月約16万1933円)と比較すると、国民年金のみの人は月約10万4000円、厚生年金受給者でも月約1万5000円の不足が生じます。もちろん、これはあくまで平均額であり、実際の受給額は人によって異なります。将来の見込み額は「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で早めに確認しておくことが重要です。
老後の安心のためには、まず自分の年金受給額と将来の生活費を把握し、不足分を補えるだけの貯蓄計画を立てることがカギとなります。40代からでも計画的に積み立てを始めれば、老後の不安を大きく減らすことができるでしょう。
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(写真:レスポンス)
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